
- 顎をひく
- 肩を上げる
- こめかみをマッサージ
簡単すぎますか?こんな簡単なことですが、あなたの悩みを解決できる糸口になるかもしれませんよ?
こんにちは、金沢で筋膜と運動で痛みをコンディショニングするHealth+の岡田です。
サロンでお客様を担当していく中で、この頭痛って結構訴えている方が多いと思うんです。中には、くすりを飲んでいるけど痛みを訴える方もしばしば。
しかし、実は自分でできる対処法もあるということを伝えていきます。
(※効果には個人差があります。効果を保証するものではありません)
・姿勢を整えることで首肩こりを緩和
1:顎を引く
➡頭部前方位による影響
2:肩を引き上げる
➡肩が下へ下がっていることによる影響
➡日常生活から出来る気を付ける事
・こめかみをマッサージ
頭痛ってなんで起こるの?
頭痛には、主に「片頭痛」と「緊張型頭痛」の2種類があります。
緊張型頭痛、これに焦点を絞ってお伝えしていきます。
この緊張型頭痛は、頭の筋肉などが過度に緊張してしまうことで起こってしまう肉体的なストレスと精神的なストレスがあいまって起こります。
肩や首周りの筋肉、頭の筋肉などが過度に緊張することで、血管が筋肉に圧迫されたり締め付けられることで血流が悪くなってしまいます。
血液の流れが悪くなると、痛みを誘発するような物質がスムーズに流れずに停滞してしまい、
痛みを発生させるような原理となっています。
1:肩こりとの関連性
皆さんも一度は体験したことがあると思われる、肩こりと関連性が多いです。
肩回りの血管を解剖学的に見てみると、肩➡首➡頭という風に枝分かれを何度か繰り返しながら
あたままで到達するんですね。
肩回りの血の巡りが悪くなる➡頭まで影響がおよぶといったことになるんです。
また、筋肉の表面上にある筋膜的に見ても肩➡首➡頭・顔面と一連のつながりがあるので
服の袖をねじると肩の部分の布が袖に向かって引っ張られるように、頭・顔面の部分が肩の方向へ引っ張られます。それにより痛みを発することもあります
ということなので、自分でできる肩こりの対処法を生活の中での意識という観点で考えてみましょう。
・姿勢を整えることで肩こりを緩和?!
肩こりを抱えている方の多くは、首や肩へ負担がかかりやすい姿勢や身体の使い方を行っている方が多い印象があります。
特に、現代人に多いのが頭部前方位のひと。耳たぶから真下へ線を下ろした時に、肩よりも前に線が下りてくる方がこれにあたります。
スマホをいじったり、パソコン作業してたりするとついうっかり頭がにょろ~っと前へのびちゃいますよね。この動き方や姿勢を長時間あるいは、反復して何度も行っていると普段の立ち姿勢も頭が前方へ位置するようになってしまう可能性が高いんです
それの何がまずいのか?
頭って皆さんが思っている以上にけっこう重たいんですよね!
砲丸並みの鉄球が身体より前の位置にあってなおかつ体とつなげているものが首だけとすると
顔をあげるためには、首の筋肉を過剰に使うしかありません。
首周りに割と相当な負担がのしかかってしまうんです。
この首の負担を軽くしたいですよね!?
顎を自分で軽くひいて、肩の上に頭が来るように調整してみてください。
前へいっている頭を正しい位置に戻してあげた状態にして過ごすだけでも首周りの筋肉が
頑張る必要がなくなるので負担が軽くなると思われます。
2:肩を引き上げて肩の筋肉へのストレスを減らそう。
姿勢を整えることのPart2になります。
これは、左右で肩の高さが違う方などに適応となります。
どんな良くないことが起こるのでしょうか?
例えばこの画像。(僕の正面からの写真です。笑)
右の肩のほうが明らかに左に比べて下がっていることがわかります。
この状態でいると首から肩にかけてついている筋肉が持続的に伸ばされ続けてストレッチされているような状態になります。
筋肉は、長時間持続的に伸ばされるストレスが加わり続けると、微細な損傷をちょっとずつうけます。
それがいたみだったり、疲労・だるい感じなどにつながってしまいます。
また、鎖骨の下の隙間を通る血管がや神経が圧迫されることで痛みやしびれの原因にもなります
3:自分でできる、なで肩にたいする対処法。
低くなっている肩を引き上げて、ストレスを軽減する。
自分で意識して行うのもよいのですが、なかなか常に肩を上げる意識をするのは、
難しいしかえって逆に力が余計に入りかねません。
ここで簡単に実践できる対処法をお伝えします。
3つ紹介しようと思います。
ⅰ)手提げかばんでなく、リュックを使うべし
・肩が片方だけ低くなっている人にありがちなのが、手提げかばんや荷物.
同じ側でばっかり持つクセがついていませんか?
こういった方は、意識的にバランスよく荷物を持つ腕を持ち替えたり、両肩へ均等に
力が加わるリュックサックなどを日常的に使うのをお勧めします。
ⅱ)腕をくむ
身体の前で腕をくみます。この時肩が低い方の肘を反対の手で持つようにすることで
腕の重みがそのまま肩へかからないので負担軽減になります。
ⅲ)ポケットに手をかける
ポケットに手を突っ込むときに、親指と人差し指の間の水かきの部分。ここを
ひっかけるようにします。(親指だけ顔を出すような入れ方。)
これも同様に、肩に直接かかる腕の重みが軽減されるため方への負担軽減につながります
しかし、ⅱ・ⅲは上司の前とかでやっちゃうとあまりよく思われないかもしれませんので
家でいる時や、一人でいる時などに行うのをお勧めします。(笑)
こめかみをマッサージ
最後は、直接頭の部分に働きかける方法です
目次の通り、こめかみの部分をマッサージします。
耳の頂点から指2本分、斜め前の位置
⓵耳から少し斜め前のこめかみの部分
ここには、側頭筋という読んで字のごとく、頭の側面につく筋肉が付着しています。
この部分を、ご自身でマッサージしてみてください。
ここは肩の筋肉の筋悪のつながりがあるため肩が凝っている・過度に緊張が高まっている方の場合、側頭筋が影響を受けることがあります
また、この筋肉がほぐれることで頭部の血行が良くなることで疲労物質や、痛みを発生させる物質が滞らずにスムーズに流れていくことで、頭痛や疲労感を軽減できるかと思われます。
以上、今回は首・肩コリからくる頭痛に対する対処法をお伝えしました。
※効果には個人差があります。
これでもなかなか緩和しない、見てもらいたいという方は、
ぜひHealth+へお越しください。